ネイルケアにお越し下さるお客様から時々謝られることがあります。
『保湿とか全然してなくて、おかせさんに申し訳ないと思って』

しばらくご来店いただけなかった理由をお話しされていた中の気になった一部分です。

口癖のように

すみません。
申し訳ない。
ごめんなさい。
私なんて。

という言葉が出てくる方は
「大丈夫だよ」と
周りの人に言ってほしい
欲求が深層心理に隠れていると
言われています。

自分に構ってなくて困るのはあなた

さて、あなたが手のホームケアを
全然していなくて本当に困るのは
おかせだと思いますか？

えっ！全然申し訳なくないです！
あなたが保湿とか忘れても
私はぜんっぜん　困らないです。


これは嫌味でも何でもなく
むしろ、それで手が荒れて
今困ってるのは、あなたの方
じゃありませんか？

👩🏻保湿とか全然してなくて
（せっかく前回きれいにしてくれたのに）おかせさんに申し訳ないと思って。

🧑🏻‍🦱いえいえ、大丈夫ですよ。（保湿忘れても私がきれいにしますし、あなたが何もケアしてないのは悪いことじゃありませんよ）

こんなやり取りを期待してませんでしたか？

こういう”無意識の承認の期待”や”思い込み”をしてしまう傾向がある方は人間関係も拗らせやすいです。


その無意識の期待が叶わなかった時、それがストレスになり爪噛みに現れている場合も大いにあります。

あなたを生きづらくさせている真の原因と対策

保湿することを相手に強制されたかの
ように感じ、そして、それができなかった自分を責めるかのように表現してしまう思考の癖があなたを生きづらくさせているかもしれません。

（自分責めは謙遜ではありません）

事実だけをみる癖をつけましょう

この場合の事実は

①初回来店時、爪をきれいにするなら保湿が大事ですよとおかせからアドバイスを受けた。

（単なるアドバイスであって強制ではありません）

②アドバイス通りの保湿ができなかった

この２点だけなんです。

どこにも何にも申し訳ないことなどないんです。

①できなかったから、次からやろうと思います。

もしくは

②できなかったから、できる時にやってみます

または

③できなかったから、もうやめます

言動としてはこの3択であって、誰かに申し訳ない、謝らないといけないことではありません。

どうにかして申し訳なさの先をつくりたいのであれは、『保湿してあげられなくてごめんね』とご自身の手に謝ってあげてください。

謝る先は私ではありませんよ。

口をついて出るように「すみません」と
言ってしまう方、すみませんのかわりに「ありがとう」いう意識に変えてみてはいかがでしょうか？

ぜひ1日の終わりのハンドケア時間。
ハンドクリームを塗るだけでもいいです。

その時に毎日口に出して言ってみてください。あなたの中で何かが変わると思います。

今日も働いてくれてありがとう
私の手。

今日も可愛い爪でありがとう
私の手。

ぼろぼろになって私のストレスを
受け止めてくれてありがとう。

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一社）日本爪肌美容検定協会 

爪肌育成カウンセラー 

スキンケア指導士インストラクター

ダメージネイルインストラクター 

おかせゆきこ

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